ABOUT TAMRON

3分で分かるタムロン

CHAPTER 01

タムロンのあゆみ

1950

『泰成光学機器製作所』を創業

写真機・双眼鏡レンズの加工開始

創業メンバーは、戦中における精密光学機器の研究開発経験を基に、日本の光学技術の将来性に着目し、タムロンの前身である「泰成光学機器製作所」を創業。当初は、写真用レンズや双眼鏡といった光学製品の「研磨」などの精密加工を通じて高度な技術と知見を結集。その経験を活かし、設計から生産まで一貫して自社で手がけた製品の第一号として、1953年に「広視界双眼鏡7×35 11°」を発売。

1957

写真用交換レンズの領域へ

写真用交換レンズ第一号の「135mm F4.5」

初めての写真用交換レンズは当時の主流とは異なる独自の市場を開拓するため、月産300台前後の望遠レンズを選択。さらに、さまざまなカメラに装着可能となる世界初の一眼レフカメラ用マウント交換方式となる「‟T”マウント」を開発。一号機からすでに、独創的な発想で新たな市場や価値観を開拓しました。

1986

監視カメラ用レンズに革新を起こす。
バリフォーカルレンズを業界初導入

業界初の監視カメラ用バリフォーカルレンズの製造販売を開始

軽量・コンパクトでコストメリットが高い「単焦点レンズ」と画角を変えられる「電動ズームレンズ」、両者の利点を融合した「バリフォーカルレンズ」を業界で初めて導入しました。これにより、設置現場での画角調整の自由度を格段に高め、監視カメラ用レンズの新たなスタンダードを創出。市場の主役を交代させる、革新的な変革をもたらしました。

2006

東京証券取引所市場第一部に上場

2008

車載カメラ用レンズ製造販売を開始

後方確認用のレンズから始まり、現在では次世代のモビリティ社会を支える自動運転技術に対応するセンシング用レンズを生産。自動運転の高度で緻密なコンピュータ制御を確実なものにするため、当社は高い光学性能と徹底的な小型化を両立させた、直径約1cmの超小型レンズの生産を実現しました。自動運転車の「眼」として、システムの信頼性と安全性を根幹から支えています。

2018

医療用レンズ製造販売を開始

直径1〜4mmの極めて微細なサイズでありながら、手術後の140℃にも及ぶ高温滅菌に耐える内視鏡手術用のレンズを生産しています。極小レンズが患者さんの身体的負担を軽減し、手術の精度向上に寄与。技術の進歩とともに事業領域を大きく拡大させています。

2022

東京証券取引所プライム市場へ移行

  

そして現在

創業以来、妥協なき情熱をもって光学技術を磨き続けてきたタムロン。たゆまぬイノベーションの軌跡は、その事業領域を写真・映像分野から、監視、車載、そして医療分野へと拡大させてきました。今もなお、その歩みを止めることなく、「光の可能性」を最大限に引き出し、未来を切り拓く技術開発と、新たな事業の創出に挑み続けています。

CHAPTER 02

3つの事業

一般消費者向け製品と産業向け製品の両方を手がけるタムロン。高精度な光学技術を活かし、社会に役立つ製品を生み出す総合光学メーカーとして3つの事業を展開しています。

写真関連事業

世界中のカメラユーザーに選ばれる交換レンズ

高度な技術力を活かし、企画から製造・販売まで一貫して行うタムロン。軽量・コンパクトで高性能なレンズを自社製品からOEM供給を通じて幅広く提供し、レンズ専業メーカーとして世界シェアNo.1を誇ります。

家庭で

1.

ミラーレスカメラ用交換レンズ
一眼レフカメラ用交換レンズ
ビデオカメラ用レンズ
デジタルカメラ用レンズ

監視&FA関連事業

社会の安全・安心を見守り、生産現場やオフィスの活動を支える産業用レンズ

セキュリティやFA/マシンビジョン市場をけん引するタムロン。監視カメラ用レンズや工業用レンズ、ドローン用レンズや遠赤外線カメラモジュールなど多彩な製品ラインナップで、市場ニーズに応じた高性能な光学製品を世界中に提供しています。

監視分野で

2.

監視カメラ用レンズ

3.

交通監視カメラ用レンズ

4.

遠赤外線カメラモジュール

生産現場やオフィスで

5.

FA/マシンビジョン用レンズ

6.

TV会議用レンズ

モビリティ&ヘルスケア、 その他事業

自動運転や内視鏡手術の精緻な‟眼”となる小型・高性能・高耐久レンズ

タムロンは、長年培った光学技術を車載・医療分野に応用。高精度・高信頼度のレンズで自動車運転に必要な視覚情報を伝え、極小径レンズや薄膜技術で高度医療を光学の面から支えています。

自動運転の現場で

7.

車載カメラ用レンズ

医療の現場で

8.

医療用レンズ

CHAPTER 03

数字で知るタムロン

会社のこと

(2024年度実績)

DATA 01

世界シェア

交換レンズ
専業メーカーとして

No.1

DATA 02

創業から

0

DATA 03

売上高

0

DATA 04

海外販売比率

0

DATA 05

従業員数

単体(国内正社員)

0

連結(海外含む)

0

DATA 06

勤務地の割合(国内)

DATA 07

研究開発費

DATA 08

国内外拠点数

国内

0

 

 

海外

0

働き方のこと

(2024年度実績)

DATA 01

年間休日数

0

※計画年休5日を含む

DATA 02

月平均残業時間

0

DATA 03

年平均有休取得日数

0

CHAPTER 04

これからタムロンが目指すもの

テクノロジーを次世代のソリューションへ
タムロンの技術は、
“撮る”から“測る”へと進化します

写真用交換レンズの開発・販売から事業を始めたタムロンは、光学技術を究め、産業用レンズの分野へと進出を続けて今日に至ります。

タムロンが磨いてきた可視光を使った
“撮る”技術をさらに進化させ、
赤外光を使った“測る”技術を開発し、
新製品・新分野への進出を目指しています。

まだ世の中にないものを。
見えないものを見えるように。

光学技術を究めるタムロンの挑戦は
これからも続きます。