PRODUCTION
ENGINEERING
生産技術 -タムロンの技術を形に-
タムロンの“モノづくり力”を支える大きな柱の一つ。それは“生産技術”。設計と製造の間をつなぎ、品質・コスト・効率のすべてを高めるために挑戦する。
ここでは、現場の課題を解決し、タムロンの製品力を支えてきた生産技術職の仕事についてご紹介します。
タムロンの生産技術職って?
“設計”と“製造”をつなぐ、
モノづくりの要。
生産技術職は、製品製造に関わる人・モノ・機械・手法を最適化し、生産プロセスを構築する職種です。 製造ラインの構想から始まり、ライン立ち上げ、設備の改良、生産プロセスの最適化を通じて、高品質で安定したモノづくりを実現します。 現場の知見と技術力を武器に製品課題・工程課題の両方を抽出、早期に解決し開発を円滑にする。それがタムロンの生産技術職です。
_INDEX
_CASE 01
良品率改善
“見えないズレ”を可視化し、性能を最大化。
良品率を劇的に改善した生産技術の力
製品開発を進める際は事前シミュレーションで良品率を予測しますが、実際の製品においては光軸のわずかなズレが性能を大きく左右します。その結果、計画通りの出荷数量確保が難しくなったり、不良による工数の増加が発生することも。生産技術職は、その要因を一つひとつ解析し、工程改善へつなげる重要な役割を担います。今回、レンズ組込精度が性能ばらつきの原因であることを突き止め、組立方法と調整工程を刷新。良品率を大幅に改善しました。数字で成果が見える責任ある仕事だからこそ、技術で品質を高める達成感を味わえます。
ここがPOINT
微細なズレを解析し、工程に落とし込む力
レンズ性能に影響するわずかなズレを突き止め、組立精度の向上と調整工程の最適化を実現。品質向上を“数字で示す”面白さがあります。
_CASE 02
更なる高品質を目指して
難しい作業を、誰でもできる作業へ。
不良ゼロを目指す組立改善ストーリー
ズームリングなどマニュアルリングの操作感や操作音は製品の品位に影響する重要な要素です。生産技術職は、製品設計の意図を理解し、その要求品質を現場で再現できるよう工程に落とし込む役割を担います。品位悪化の原因が部品であれば設計者へフィードバックし、組立であれば治工具や作業手順を再構築。今回は潤滑剤の塗布不足が不良の一因であったため、自動塗布ロボットの導入や、塗布量を直感的に確認できる作業指示書を整備しました。難易度の高い作業を“再現性の高い工程”へ変えることで、安定した品質を生み出します。
ここがPOINT
難作業を“再現性のある工程”に変える技術
設計と現場をつなぎ、不良の原因に合わせて治工具・工程を最適化。誰でも正確に組める仕組みづくりが武器です。
_CASE 03
生産性向上
現場の声を技術に変える。
作業性を磨き、ライン全体の生産性を底上げ
組立作業のしづらさは、工数の増加や不良発生率の上昇につながります。生産技術職は設計者の狙いを理解したうえで工程・治工具を設計しますが、それだけでなく、実際に作業する工場スタッフの意見を取り入れ、作業の質や効率が上がるよう細部を整えていきます。試作段階から現場と密にコミュニケーションを取り、使い勝手や改善点を反映することで、スムーズで負荷の少ない工程を実現。技術力だけでなく、人と向き合う姿勢も品質と生産性を左右する重要な要素です。
ここがPOINT
“現場と設計の橋渡し”で生産性を高める
工場スタッフの声を汲み取り、組み立てやすい治工具や工程に反映。コミュニケーションと技術の両輪でライン全体を最適化します。