_INTERVIEW
使い心地をさらに良くする、
自社レンズ向けソフトウェア開発に挑む。
技術職
新規光学製品開発
2020年 新卒入社
基礎工学研究科
電子応用工学専攻 修了
WHY?
なぜタムロンに?
「メーカーでモノづくりに携わりたい」
という希望を叶えるために。
学生時代は電子回路や情報系を学び、大学院では画像処理やデジタルフィルタの研究に取り組んでいました。就職活動では、昔から好きだった“モノづくり”に携われるメーカーを志望。その中でタムロンのインターシップに参加したのは、研究で使っていたカメラに興味を持っていたためです。
インターシップでは先輩社員から指導を受けながら、3日間、レンズで使うモーター制御の課題に取り組みましたが、その際に感じたのは会社の雰囲気の良さです。私は大学でモーター制御を学んでいたため予定より早く課題が終わってしまったのですが、先輩はその状況に合わせて、「では、別の課題をやってみようか」「見学してみようか」と柔軟に対応してくれました。さまざまな先輩の話を聞く中で、「仕事も同じように臨機応変に進めていく」と知り、働きやすそうだと感じました。
また、面接時にひどい花粉症で鼻水が止まらない私を気遣い、テッシュボックスとゴミ箱を用意してくださったことにも「なんて優しいのだろう」と感銘を受けました。
さらに、立地の関係から満員電車に乗らなくて済むこと、入社後の配属があらかじめ決まっていること、異動がほとんどないことも決め手となり、入社しました。
_QUESTION 01
現在の仕事内容について教えてください。
自社の保有技術を活かし、
新製品に向けた技術開発に取り組む。
大学ではソフトウェアの研究に取り組んでいましたが、就職後はハードウェアのこともやってみたい、そして引き続きソフトウェアにも携わりたいという思いがありました。その両方が叶うのが、現在所属する応用開発部門です。
私のミッションは、自社の保有技術を活かし「新たに何ができるか」を考えて形にすること。将来を見据えた技術開発に取り組んでいます。
入社1〜4年目まではレンズの手ぶれ補正機能(VC)のファームウェア開発を担当。新機種のVC付きレンズの手振れ補正性能をより向上させたり、使い心地を向上させる新機能の企画・実装を行いました。入社5年目からは自社レンズ向けスマホアプリの開発を担当。自社レンズの使い心地をさらに良くするアプリづくりに取り組んでいます。
タムロンでモノづくりに携わる魅力は、部署間の垣根がなくコミュニケーションが取りやすいところ。また、インターンシップで感じたように、物事を臨機応変に進める風土があることです。例えば、他部署の方々とも同じ課題について議論したり、場合によっては、「それについては当部署でやってみよう」と積極的に協力していただけます。こうした風土が、より良いモノづくりにつながっていると感じます。
_QUESTION 02
これまでで最も印象に残っている仕事は?
入社1年目から新製品の機能開発に携われたこと。
最も印象に残っているのは、入社1年目から写真用交換レンズに搭載される手振れ補正の機能開発に携われたことです。研究開発職を希望して入社したこともあり、元々早い段階から新製品の開発業務に携わりたいと声は挙げていました。最初は様々なプログラミングを作成しては社内でプレゼンを行う日々でしたが、1年目のある日、当時の上司に呼び出され新製品の機能開発担当を任せてもらえることになりました。「いずれは!」と思っていましたが、自分の想像以上に早いタイミングで任せていただいたことは今でも印象に残っています。とはいえ、まだまだ経験の少ない1年目の身。苦労する場面も多々あったのが正直なところです。ですが、周りの先輩方や上司のサポートもあり無事に開発業務を終えることができました。その後製品が発売され、店頭で見かけたりユーザーのレビューを見た時には、「自分が作った物が世に出てたくさんの人に使われているんだなぁ」と感慨深くなったことも覚えています。
振り返ると、実際の製品開発に携われたことで早い段階から実践的なスキルを身につけることができたなと感じますし、提案から企画立案〜実装〜発売までの一連の流れが体験できたことは、現在の自分の大きな糧になっています。
_QUESTION 03
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
実際に自分でモノに触れ、
使ってみて、感じること。
自社の保有技術やモノで解決できるニーズを見つけるのは簡単なことではありません。そのため、展示会に行ったり、ニュースを見たり、技術情報誌や経済誌を読むなどして、常に広いアンテナを張っています。
そして最も大切にしているのが、自分でレンズに触れ、実際に使ってみること。「不便だな」「もっとこうした方がいいな」と感じた点はメモするようにしています。製品レビューでは「0点か100点か」という大きな評価に偏りがちで、レビューに書くほどではない小さなニーズは見えてきません。しかしそこにこそ、多くのユーザーが求めるポイントがあると思っています。
現在開発している自社レンズ向けスマホアプリでも、ユーザーの使い心地向上のため「何にどうこだわるか」を追求する難しさを感じています。一人で黙々と開発を進めるのは好きですが、それだけでは限界があります。例えば、写真家の方に、自身が開発したスマホアプリを搭載したレンズを試していただくと、「そう来たか」と自分が思ってもみなかった意見が返ってくることもあります。このように多くの人を巻き込み、評価してもらい、それを取り込んで開発に活かしていくのも重要だと感じています。
_QUESTION 04
この先、タムロンでどんな未来を描いていきたいですか?
ユーザーにとって「かゆいところに手が届く」モノをつくり続けたい。
タムロンの製品は、今まで市場になかった新しい観点を持って作られるモノが多くあります。「使った瞬間は気づかなくても、使い続けるとストレスがなく使いやすい」。そんなよさがあります。
例えば、私が今取り組んでいる開発も、ある対象物を撮影しやすくするために特化したスマホアプリで、こだわりの強いユーザーから「かゆいところに手が届く」と言われるモノを目指しています。
他社が踏み込まない、こうしたモノづくりを通して得られる技術やノウハウは当社の財産になっていきます。特に光学やセンサーの応用先は非常に幅広いため、技術者として日々新しい刺激があり面白いです。
自分がつくりたいモノをつくり、それをユーザーに喜んでもらえるのは大きなやりがいです。5〜10年後のキャリアビジョンはまだ明確ではありませんが、今後も一歩ずつ着実に、技術者としての力を磨いていきたいと考えています。
